人に、街に心地よい空間を

弊社は「お抱え職人文化を再興する」を掲げ、建築設計事務所を運営しております。図面上では描ききれない、個々の職人さんが持つ特徴や手作業の跡を最大限引き出せる方法をいつも試行錯誤しています。その為にも、現場からの新たな発想や改善を大事にしています。

現場では日々色々な問題に遭遇します。その都度話し合うのですが、藤井工業さんはいつも前向きで、できない事を探すのではなく、解決する新しいアイデアを提案し、より良いものを作り上げる事に真摯に対応してくださります。

設計事務所が手がけた工事を請け負う事の難しさやリスクの高さを全て承知した上で、さらに高みを目指す藤井工業さんは、弊社にとって欠かせないパートナーであり、これからも様々な物件の力になって欲しいと思っています。

藤井工業さんとは、「uchikawa六角堂」の施主としてリノベーション工事を依頼したところからのご縁です。それから妻の会社のオフィスのリノベーションでは、私がデザイン監修という立場で関り、藤井工業さんに工事を依頼しました。
それらのプロジェクトを足掛かりに、弊社が古民家のリノベーションプロジェクトを本格的に手掛けるようになった背景には、藤井社長の存在が欠かせませんでした。

古民家の伝統的なデザインを活かしつつ、斬新でモダンな要素を組み合わせていくという弊社のプロデュース「方針」や空間デザイン「意図」をしっかりと理解して工事を進めてくれる貴重な施工会社です。今後も事業主体や施主の皆様から信頼されるプロジェクト体制を構築するために必要なパートナーであると思っています。